出展報告【エンディング産業展2017】
出展報告【エンディング産業展2017】
エンディング産業展に出展いたしました
2017年8月23日~25日の3日間、東京ビックサイトにて開催されました「エンディング産業展2017」に
お忙しい中、デモンストレーションのご参加そして協会ブースまで
お立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。
沢山の皆様にご来場いただき、お陰様で盛況のうちに終えることができました。
今後ともお引き立てを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
出展報告【エンディング産業展2017】
エンディング産業展に出展いたしました
2017年8月23日~25日の3日間、東京ビックサイトにて開催されました「エンディング産業展2017」に
お忙しい中、デモンストレーションのご参加そして協会ブースまで
お立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。
沢山の皆様にご来場いただき、お陰様で盛況のうちに終えることができました。
今後ともお引き立てを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
AFFAに法人会員としてご入会頂くと、様々な特典をご利用いただけます。
~サービスの流れ~
葬儀の生花装飾業界関係者から、全国の統一基準や技術力を図る指標の必要性について声が上がり設立したAFFA。
設立数年で、個人のフラワーデザイナーさまから、生花店・葬儀社さまなど、会員になられています。
こちらでは、会員様の一部を紹介させていだきます。
教育に掛る初期投資を軽減しつつ、葬儀花装飾に直結した技術的な指標として導入。社員一人一人に見合った技術指導としてもご活用頂いております。
商品ラインアップを広げ売上アップに繋げたり、制作効率化により人件費を抑制するなど、生花部門を内製化する葬儀社様特有の問題解決としてご活用頂いております。
より高いデザイン力をつけ、自らがオリジナルの企画提案できるようにと、葬儀花の制作に従事する個人のフラワーデザイナー様にも、スキルアップツールとしてご活用頂いております。
新潟市を中心に葬祭事業を展開する当社では、施行する祭壇の約9割は生花祭壇です。まだ白木祭壇が一般的な新潟ですが、需要は確実に増えており、他の地域のお客様からご依頼をいただくことも。そこで、質のよい商品を幅広い地域でご提供するためには技術者の育成が必須と考え、教育プログラムの一貫としてAFFAの訪問型講習を導入しました。今年の1月から月2回、半年間で合計12回の講習プランを組んでいます。
目標は秋に行われるC級試験の合格ですが、講習の成果は、確実に現れていますね。これまで独学で花を挿してきたスタッフにとっては、基礎をしっかり学ぶことができ、自信がつくようです。また、指示に従うだけだったのが、基礎を身につけたことで自ら考えて行動できるようになり、オリジナルデザインに積極的に取り組む姿勢も出てきました。何より「試験合格」という明確な目標があることで、やる気も高まるようです。
5名のスタッフが参加。「さらに上の級の取得を目標に、講習は今後も続ける予定。地域の競合他社さんにも受講してもらえる機会を作り、新潟全体の技術力を底上げしたい」と山内氏は話す。
AFFA最上位資格S級の試験では、「実技試験」「デッサン試験」「接客マナー講習」が実施される。
S級検定試験合格者は、生花祭壇製作において高いレベルでお客様のご要望を叶える力が備わっていると認められる。
検定試験の試験官と、試験1ヵ月前のデモンストレーションおよび派遣型講習、イベントでの講師として活動しています。私たち試験官が審査するのは、見本作品と同じデザインになっているか、基礎が教本の内容に準じているかなど。試験後に写真を見ながら複数の担当試験官が採点します。また、写真では判定できない製作中の花の扱い方や、時間内に掃除まで終わらせることができるか、といった現場での作業の様子も合否の重要なポイントになります。
ひとりでも多くの方に合格していただけるようにと開催しているのが、試験1ヵ月前のデモンストレーションです。試験と同じサイズの生花祭壇を、同じ花材を使って製作しながら審査項目の注意事項などを講義します。試験を想定し、挿す手順や間違えやすいところもレクチャーしますので、ぜひ受講していただきたいです。派遣型講習は多くの方々に興味を持っていただきまして、これから50ヶ所以上を訪問する予定です。今後は葬儀が増えていく時代。フューネラル・フラワーも確実に需要が伸びていきます。葬儀関連の方のみならず、小売りの花店の皆さんにもフューネラル・フラワーを知っていただけるように、さらに広めていきたいと考えています。
S級取得 AFFA認定講師 小鎚 健さん
当社は、平成7年に7つのJAによって設立されました。その後、JA が合併し、現在は3つのJAと全農、共済連の出資により運営しています。平成15 〜27 年までに6館の葬祭ホールをオープンしています。
オープン当初は、祭壇には造花を飾ることが多く、生花のご要望があれば外部の花屋さんに発注していました。ですが、ホール葬儀が増えたことにともなって、平成24 年に社内に生花業務部を設け、生花祭壇に力を入れるようになりました。
現在、生花業務スタッフは課長を含めて4名になります。そのうち2名が9月開催のA級・B級の検定試験を受けるので、そのために派遣型講習サービスを受講しました。生花祭壇の技術や知識を習得するため、スタッフにはこういった研修を受けさせたいと思っていましたので、葬祭業界の専門誌の広告を見てすぐに問い合わせし、今回の実施となりました。講習は、7月に2日間の日程でお願いし、試験直前の9月にもう一度お願いする予定です。秋田から東京へ出向くには時間の制約もあってむずかしいのですが、講師の方がこちらの現場に来てくださる講習なのでとても助かります。スタッフもリラックスして受講できたようです。また、この講習で自信も芽生えたようで、検定試験に合格しよう! というやる気にもつながり、さらに日頃の仕事も今まで以上に積極的に取り組むようになりました。
スタッフには、カタログ掲載の生花祭壇だけでなく、お客様のご要望をお聞きしながら新しいデザイン提案ができる力も身につけてほしいと思っています。検定試験や派遣型講習を受けることで知識や技術がさらに磨かれ、ステップアップできるのではないかと期待しています。
近年、葬儀の規模は小さくなる傾向にありますが、だからこそ、祭壇の価値を高めるためにも、生花祭壇をおすすめしていきたいと思っています。近隣には花の生産者さんも多いので、そういった方々にも「いい花を使っているな、いい祭壇だな」と思っていただけるようなデザインを目指します。
S級取得 滝沢望さん
S級取得 高藤太郎さん
A級取得 小松原知華さん
B級取得 鈴木彩さん
S級取得 滝沢望さん
S級の実技課題のデザインは他の級よりも、より奥行きや立体感を出し、菊の花の大きさを使い分けることをしなければメリハリがつかないものになっているので、その点をより意識しました。またS級からはデッサンの試験もあります。その対策としては既存の花祭壇のカタログを模写したり、コンセプト(故人様の趣味など)に寄り添った花祭壇をいくつかイメージしておきました。取得後は、大型施行の挿し手を任せてもらうことも増え、より業務が充実してきたように感じています。また、級を取得したからには乱れたものは作れないという気持ちの張りもでき、「作成スピードもより速く美しく」を心がけて日々精進しています。
S級取得 高藤太郎さん
S級のデッサン試験は課題を読み取り、第一に想像する力そして描写する力が必要だと思います。
技術試験は見本をもとに決められた時間(短時間)で適切に作成する能力を問われます。
ここに至るまでの4階級の試験において挿し方や時間配分、完成へのイメージなどしっかりと準備して挑み、合格してきました。「より点数を稼ぐにはどうすればいいのか?」と自問をしつつも経験からある程度の自信は形成されていたので、試験は立体感に重きをおき、攻めの姿勢で挑みました。
結果、無事に合格しましたが、不思議と達成感を感じるというより初めてスタートラインに立ったような感覚を覚えました。級で言えば最も上ですが、ここからは自分のスタイルをどこまでも磨き続ける領域に入ったかと思います。まだまだこれからです。検定を更なる成長の糧として自身のレベルの向上に邁進していきます。
A級取得 小松原知華さん
A級を受験してみて、あらためて実感したのは他の階級に比べ全体のバランスをとる事の難しさでした。これは圧倒的に違います。
受験の1か月前から課題を挿し始め、最初は約3時間もかかることもあり、悪戦苦闘しながら練習を続けました。この階級は一つ一つの製作技術がしっかりしている事が大前提で、デザインのバランスをとっていくことが大きなポイントとなります。その為、試験時にはそれを見るため、何度も後ろに下がって確認するように心がけました。
A級に合格して多少の自信はつきましたが、まだまだと思っています。S級の方の技術は完成度の高さと製作スピードで感動させられるばかりです。
これからも日々の鍛練を積み重ね、お客様を感動させる祭壇を作れるようになりたいと考えております。
B級取得 鈴木彩さん
B級試験では、いよいよ祭壇を作っていく課題となります。発表のあった課題を60分で仕上げる必要があり、試験までには10回は練習したかと思います。正直なところ仕上がった写真を見て合格ラインに達するか不安でしたが、結果として合格となり本当に嬉しかったです。合格のポイントは①左右対称になっているかを意識する②60分間の時間配分をシュミレーションしておく③自分より技術が高い先輩の挿すリズムを日頃から見て学習する④練習後は先輩にアドバイスをもらうようにするとかでしょうか・・
これからは試験後の評価シートでも技術的な甘さがあらためて分かりましたのでB級を100点レベルで仕上げられる技術を身に付けて、その先の階級を目指していきたいと考えています。
日本の葬儀花の歴史から地方毎の特性など備えておくべき業界知識に始まり、道具の名前や扱いなど基本を押さえた教本を会員向けに発行いたします。内容は吟味を重ねられており、仕事で困った時・迷った時に振り返りができるナレッジが詰まった、葬儀装飾者の良き学びの友となる内容です。
B級の内容は…
基本テクニックを活用した様々な生花祭壇をレクチャー。
スキルが確実にアップする。
新教本の中で「技能検定B級祭壇サンプル8」として紹介している生花祭壇。ユリ、グラジオラス、カーネーション、バラなど洋花だけで製作。ユリのような大ぶりの花材の挿し方や、左右対称のテクニックも習得できる。ナチュラルスタイルとサーフェイススタイルをミックスした、洋花ならではのやわらかさを演出する手法も学べる。
上段の遺影周りにユリを挿す時のコツや、下段の挿し順も写真で解説。この生花祭壇を学ぶことで、正面だけでなくどこから見ても美しく仕上げるテクニックが身につく。
「技能検定B級祭壇サンプル8」の解説ページでは、色使いのテクニック、全体の形状のバランスなどをわかりやすく説明している。遺影周りの花材の配置も図解でレクチャー。
本年度もフューネラルビジネスフェア2017にて
生花祭壇設営講習を以下の内容で行わせていただきます。
【A会場・1日目】 6月26日(月)
【D-1】 10:00~12:00(120分)
《初~中級編》 (AFFA技能検定C~B級レベル)
クレッセントラインを応用した遺影廻り
【A会場・1日目】 6月26日(月)
【D-2】 13:50~15:50(120分)
《中~上級編》 (AFFA技能検定A級レベル)
3D-ウィングフォルムとランダムグラデーションの複合連結
ご参加の方は
「こちらより、直接お申込み下さい」
※事務局サイトへリンク